1级読解の練習(24)
子どもめころ、田舎の家の縁の下に、小さいアカアリの巣があった。ビーズ玉を二つつな
いだようなアカアリのことを、かわいいと思ったのか、なぜか異常に好きになった。
雨を防ぐために板で屋根を作ってやり、石を積んで砦をこしらえ、城壁の中には、毎日の
ように砂糖やビスケットなどを置いた。学校から帰るとすぐ縁の下をのぞき、昨日与えた食糧が、あとかたもなく巣の中に取り入れられているのを見て①満足した。
アカアリの城ができあがったころ、そこから5メートルばかり離れたところに、クロアリ
の巣を見つけた。私の目に、それは仮想の敵であった。クロアリの巣には、②小石や豆がらを
つっこんだり、水を流しこむなどしたが、これも一日で修復されるのには驚かされた。
こんなことをくりかえしていたある日、アカアリの巣に驚くべき変事を見た。クロアリ
砦を越えて攻め入った。城はすでに陥ち、防戦した小さいアカアリたちは、いたるところに
うちたおれ掠奪抽奪はようやく終わろうとしていたのである。
先日、生物学者の日高敏隆にこの話をしたら、彼はぽつりと言った。
「おせっかいは、自然の摂理を狂わせる。人間がよけいなことをしなければ、彼らはちゃん
とうまくやっていけるのに」
アリの戦いは、恐ろしい自分だけの作り話でこそあれ、③私が思っていたほど、おもしろい出来事ではなかったことを知った。
(安野光雅『空想犯』講談社+α文庫による、一部改)
(注1)縁の下:家の床の下
(注2)ビーズ玉:穴の開いたガラスやプラスチックの玉。糸を通してネックレスなどを作る
(注3)砦::外から敵が入れないように作った建物なと
(注4)あとかたもなく:残っているものが何もない
(注5)仮想の敵:自分が想像のなかでつくりあげた敵
(注6)豆がら:豆の実をとってしまったあとの葉やくき
(注7)自然の摂理:自然のなかでそうなるように決められていること
【問1】①「満足した」とあるが、何に満足したのか。
1 アカアリを好きになったこと
2 アカアリの巣に屋根がうまく作れたこと
3 自分が置いた食糧が全部なくなっていたこと
4 学校から帰って毎日縁の下のアカアリの巣を見られること
【問2】②「小石や豆がらをつっこんだり、水を流しこむなどした」とあるが、なぜそうしたのか。
1 クロアリとも友達のように仲良くなりたいと思ったから
2 クロアリは、豆がらや水が好きだと思ったから
3 クロアリは自分の敵だと思ったから
4 クロアリはアカアリの敵だと思ったから
【問3】③「私が思っていたほど、おもしろい出来事ではなかった」とあるが、筆者はなぜそう思ったのか。
1 自分のしたことが、自然の摂理を狂わせてしまったから
2 アカアリが、みんな死んでしまったから
3 生物学者に「おせっかい」だといわれたから
4 アリの戦いは恐ろしい話だったから
1级読解の練習(25)
最近いろいろな場所で、子供たちを授業に集中させるのが難しいという話を聞く。授業中に立ち歩く、隣の人にチョッカイを出す、指示に従わない.......。これは中学校や高等学校の話ではなく、小学生の話なのである。
6年生のA君は、授業が始まっても教科書を出そうとせず、隣の子とおしゃべりを続けている。担任が注意するとプイと席を立ち、教室から出ていってしまう。ときには子分を引き連れ、二、三人出ていくこともある。追いかけて追い詰めると、「 ① 」と言う。として、あとは何を聞いても「別に」という言葉が返ってくるだけである。
勉強は塾で済ませていて、授業中は退屈している子供も、勉強が難しくてわからない子供も、学校で何が楽しいことはないかなと思っている点では同じである。そこで友達が先生に反抗する姿は、結構刺激的で面白いことのような。( ②)、A君を羨望のまなざしで見ている子供もいる。
子供たちを何とか授業に集中させたいと先生方は懸命だが、テレビやテレビゲームより面白く、楽しい授業を作り出すことは、そう簡単なことではない。ゲームやお笑い番組にどっぷり漬かり、③物分かりの良い大人と豊かで欲求充足的な生活に慣れた子供たちにとって、学習はどんなに工夫されてもやっぱり自分との闘いや努力、我慢が必要なほどである。こんな子供たちをどう指導したら良いのだろうか。
教室の実情を保護者会で話すと、④子供が学校で荒れるのは、学校に問題があるからでしょう、家ではおとなしくてよい子ですと反論される。中には学校の様子を知らせるの、親に恥ずかしい思いをさせると、子供に暴力を振るう親もあるとか。こうなると⑤学校と家庭の関係は不毛の悪循環を繰り返すことになってしまう。これは決して特殊な例ではなく、現在の義務教育が直面している現実である。
最近、世の中全般に、楽しいことこそ最高といった風潮が強く、学校についても楽しくなければ学校じゃない、学校がちょっと楽しいところになればという議論が多い。学校側の努力はもちろん必要だが、大人はもっと本気で子供たちに⑥楽しさの本当の意味を伝えなくてはならないのではなかろうか。
問1「 ① 」に入るものとして最も適当なものはどれか。
1 テレビゲームを持ってきたから
2 勉強してもお金をくれないから
3 ゲームをやりたかったから
4 勉強は楽しくないから
問2 ( ② )に入る最も適当なものはどれか。
1 中には 2 たいてい 3 おおよそ 4 ひょっとすると
問3 「③もの分かりの良い大人」とはどんな大人だと思われるか。
1 子供にいつも勉強するように言っている大人
2 子供が言うことをなんでも受け入れる大人
3 子供が出した問題になんでも答えることができる大人
4 子供と同じ遊びをして楽しんでいる大人
問4 「④子供が学校で荒れる」とは、どういうことか。
1 子供が学校で、授業を聞かなかったり反抗的な態度をとること
2 子供がいなくなって学校がだんだん廃れてしまうこと
3 子供が学校嫌いで、ずっと休んでしまうこと
4 子供が学校で暴力を振るうために、学校が傷むこと
問5 なぜ「⑤学校と家庭の関係は不毛の悪循環を繰り返す」のか。
1 子供が授業を嫌がったりするのは学校のせいだから
2 子供はどうしたいのか、学校も家庭も分からなくなっているから
3 子供の学校での行動について親の正しい理解が得られないから
4 子供が欲しがっているものを親が与えないから
問6 「⑥楽しさの本当の意味」とは何か。
1 ゲームなどの面白さではなく、学ぶ楽しさがあるということ
2 楽しさが時代とともに、少しずつ変わっているということ
3 これからの学校は楽しくしなければならないということ
4 世の中では楽しいことこそ最高だということ
1级読解の練習 21-25 答案
注意:答案可能有错
4313241
2
2341412
341
414131

日语应试






